米子市にお住いの方へ!使わない実家を売却する手順を紹介します!

米子市在住の方で「実家を使わなくなって売却したいけど、どのように進めていけば良いのかわからない」と悩んでいらっしゃる方はいませんか。
実家の売却において、いくつかの点に注意しながら進めていく必要があります。
そこで今回は、実家の売却の注意事項と手順を紹介します。

 

□実家の売却での注意事項について

実家を売却すると決めたら、まず初めに確認することを4つ紹介します

1つ目は、遺言書を確認しましょう。
もし、売却予定の実家が相続した家である場合、遺言書の確認が必要です。
遺言書には、遺産の取り分や相続させたく無い人について、相続させたい第三者の存在が書かれている場合があります。
そこに記載されていることは、大きな効力を持っているため、確認しましょう。

2つ目は、名義を自分に変えることです。
遺言書に従って自分が相続することになった場合、相続登記をして名義を変更しない限り、実家は売却できません。
名義は自動で変わるわけではないため、手続きを踏んでいく必要があります。

相続登記をするためには、多くの資料を準備する時間と手間がかかるため、司法書士に依頼するケースが多いです。
費用は5万円程度かかるでしょう。

3つ目は、隣家との境界線を確定させることです。
古い実家でよく見られることですが、隣家との境界線が曖昧になっていることがあります。
境界線を明確にしないまま実家を売却すると、買手と隣家が敷地の境界線でトラブルに発展する可能性があるでしょう。

境界線を確定するには、計量士と呼ばれる専門家に依頼して行う必要があります。
この際は、隣家の立ち合いのもとで行うようにしましょう。

4つ目は、内覧のために実家を片付けておくことです。
実家が使える状態になって初めて、購入を検討している方が内覧にきます。
せっかく検討してくれているのにもかかわらず、片付けが終わってないことが原因で内覧ができないといった事態は避けるようにしましょう。

また、査定前には入念に掃除をする必要があります。
誰も住んでいない期間が長い場合、一目では気づきにくい場所が老朽化している可能性があるでしょう。

掃除をする際は、自力で行う方法と専門家に依頼する方法があります。
日頃忙しくて片付けをする時間がない場合や、どこに注意して掃除をしていけば良いかわからない場合は、専門業者に依頼すると良いでしょう。

もし、実家にある仏壇を処理する場合、魂抜きや御礼抜きの供養をする必要があります。
この場合は、お坊さんに依頼しましょう。

 

□実家の売却手順について

上記で紹介した売却前の注意事項の確認を終えたら、売却に移ります。

まず初めに、不動産会社に査定を依頼することから始めていきます。
査定を依頼して、どのくらいで売れるのかを知りましょう。
物件の図面や定期点検、リフォームが行われたかなどの記録があると、スムーズに進められるでしょう。

長い期間放置され劣化が進んでいた場合、売れにくくなるため、安くなります。
売却を決めているのならば、早めに査定を申し混むと良いでしょう。

次に、仲介会社と売却価格を決めていきます。
仲介会社を決める際は、売却価格以外にも注目するようにしましょう。
例としては、相談がしやすいのか、歴史があり評判が良いのかなどが挙げられます。

売却価格を決める際は、相場と比べてどうなのかも意識しましょう。
低い場合はもちろんのこと、あまりに高い場合も、注意する必要があります。

最後に、買主と交渉し引き渡しに移ります。
買主と交渉する際、値引きの交渉が行われるでしょう。
その際、相手に合わせていくことは必要ですが、希望の価格で売れるように、売り手からも交渉することが大切です。
売却する前に、最低価格を決めておくと良いでしょう。

交渉を終えたら、契約書を記入していきます。
不動産会社に言われた必要書類を全て揃えたら、売却が完了します。

 

□売却にかかる期間について

ここまでで、どういったことに注意し、売却手順を踏んでいくのかわかったと思います。
次に、どのくらいの期間がかかるのか紹介します。

一般的には、3〜6ヶ月程度と言われています。
内訳としては、査定してもらい不動産会社に依頼するまでに1〜2ヶ月程度、売り出しに1〜3ヶ月程度、交渉して引き渡しまでに1ヶ月程度かかると言われています。

3〜6ヶ月というのは、あくまで平均です。
売却する実家の築年数や状態によっては、すぐに売れる場合もあれば、1年以上かかる場合もあるでしょう。
状態が非常に悪く、売れないことがわかったら、更地にしたり、リフォームしたりする必要があります。

売却にかかる期間は不動産の立地や状況、値段によって大きく左右されるでしょう。
期間について不安を感じる方は気軽にご相談ください。

 

□まとめ

今回は、実家の売却に関わる注意事項と売却手順を紹介しました。
売却前に行う必要があることを怠ると、後にトラブルに発展する可能性があります。
トラブルに発展しないためにも、作業手順に従って行なっていくようにしましょう。

監修者情報

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アーバンネットワーク株式会社
松本 幸治

代表挨拶