【実家相続】手続きの流れを3ステップでご紹介いたします

両親が亡くなってしまい、実家が空き家になってしまったということはよく聞きます。
その空き家を相続するかどうか悩まれる方は多いですよね。
そこで、今回は実家を相続する手続きについてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。

 

□財産の調査を行う


まず、財産がどれだけあって、どれだけの価値があるのかを調べなければなりません。
調査を行うことで、相続税として支払わなければならない金額を計算することができます。
実家がのこされている場合でも、財産全てを調べなければなりません。
税金は、相続する財産全てにかかるからです。
税金がいくらほどかかるかを計算してから、相続するかどうか検討したり遺産分割協議をしたりする方が決まりやすくなります。
また住宅ローンが残っていないかについても確認してください。
万が一、家にローンが残っていた場合、相続する人が支払わなければなりません。
相続人を決めた後になってから、ローンの存在が発覚する事態を避けるためにも、まず始めに調査を行いましょう。

 

□遺産分割協議を行う


次に、相続権がある人で集まって分割会議を行いましょう。
この会議では、どの遺産を誰が相続するのかを決めます。
この際に、事前の調査で分かった内訳や相続税の金額が役に立ちます。
この情報を参照しながら、相続するものと権利を放棄するものを決めていきましょう。
また、遺産分割協議書を作ることも忘れずに行いましょう。

 

□相続登記を行う


次に、登記をして名義の変更を行います。
この言葉は聞きなれない言葉だと思いますので、ご紹介します。
家の名義人が亡くなった時に、その家の名義を相続する人に名義を変えることを登記と言います。
この相続登記は役所に届け出を書いて提出するだけではありません。
それらに必要な多くの書類を集めなければならず、その書類を貰うのに費用が発生します。
さらに、煩雑な手続きをしなければならないので、司法書士に依頼する方が多いです。
そして、その依頼費用もかかってしまいます。
このように、登記には手間もお金もかかってしまいます。
そのため、1人で登記を行おうとはせずに、家族に手伝ってもらったり、司法書士に依頼したりして、負担を減らすことをおすすめします。

 

□まとめ


今回は実家を相続する手続きについてご紹介いたしました。
手続きは、
・財産の調査を行う
・遺産分割協議を行う
・相続登記を行う
といった流れになっています。
ぜひ今回ご紹介したことを参考にして、ご実家の相続を進めてみてはいかがでしょうか。

監修者情報

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アーバンネットワーク株式会社
松本 幸治

代表挨拶