米子市で実家の売却を考えている方へ!片付けのポイントを紹介します!

米子市在住の方で、実家の売却を検討していらっしゃる方はいませんか。
実家を売却するときには、片付けを含めて、売却前に行うことがいくつかあります。
そこで今回は、実家の売却の前に行うことと、片付けのポイントについて紹介します。

 

□実家を売却するときに行うこと

まず初めに、実家を売却するときには、5つのことを行う必要があります。

1つ目は、遺言書の確認です。
被相続人が亡くなり、死亡届が出された場合、まず初めに、遺言書を確認するようにしましょう。
遺言書には効力があり、遺産の取り分や遺産の分割方法、相続権の廃止などの内容が書かれています。
遺言書の内容に従って進めていく必要があるため、しっかり確認しましょう。

2つ目は、実家の名義を自分に変えることです。
実家を売却するためには、名義を自分に変える必要があります。
名義は、被相続人が亡くなったからといって、自動的に変更されません。
司法書士に相談して進めていくと良いでしょう。

3つ目は、内覧に向けて実家を片付けることです。
実家を売るためには、購入検討者は内覧に来るため、実家が利用できる状態になっている必要があります。
そのため、あらかじめ綺麗にしておきましょう。
片付けについてはこの後詳しく説明していきます。

4つ目は、隣家との境界線を確定させることです。
古い実家の場合、隣家との境界線が曖昧になっていることがよくあります。
曖昧な状態で引き渡しを行うと、買い手と近所の方がトラブルに発展する可能性があるため注意しましょう。
確定測量士に依頼して、隣家との立ち合いのもと、境界線をはっきりすることをおすすめします。

5つ目は、すぐに不動産会社に依頼することです。
実家を空き家の状態にしておくと、税金が課せられたり、異臭や害虫などが原因の近隣トラブルに巻き込まれたりします。
時間が経つにつれて不動産の価値も落ちていくため、売却することを決めたら、不動産会社に連絡を取るようにしましょう。

 

□片付けのときのポイントについて

実家を売却するときに、片付けをする必要があることを紹介しましたが、続いては、その4つのポイントについて紹介します。

 

*片付けのスケジュールを立てる

片付けを行うときは、まず初めに、スケジュールを立てることから始めましょう。
このときには、「どの部屋から片付けるか」「どの日に行うか」などを決めます。
なんとなく始めてしまうと、ゴミの回収日と合わなくなる場合や、途中でやめてしまう可能性があるでしょう。
計画を立てることは面倒だと思いますが、立てておくとスムーズに進められるためおすすめです。

 

*処分するものを把握する

自分だけで片付けを行う場合は大丈夫ですが、協力してもらう場合は処分するものをお互いに把握しておく必要があります。
自分の大切なものを捨てられるのも嫌ですし、相手の大切なものを捨ててしまうと、トラブルになる可能性があるため注意が必要です。
残しておきたいものや、不用品の処分にかかる費用を誰が負担するのか、事前に決めておきましょう。

 

*家具や家電の処分方法を知っておく

家具や家電の処分方法は、住んでいる地区によって変わってきます。
自分の地区が、いつゴミを回収に来るのか、どのような手続きが必要なのかを事前に知っておくと、それに合わせて作業が進められます。
また、まだ使用可能な場合は、リサイクルショップや買取業者に依頼して、回収してもらうと良いでしょう。

仏壇や神棚のしきたりには注意する必要があります。
信仰している宗教によっては、儀式が必要も場合があるため適切な形で処分するようにしましょう。

 

*遺品業者や引っ越し業者への依頼を検討する

実家のものを全部片付けるとなると、1人で行うのが難しい場合があるでしょう。
そういった場合、業者に依頼するとスムーズに進められます。
早めに作業を終わらすためにも、依頼を検討しましょう。

 

□空き家の実家を管理するデメリットについて

実家を売却する前提で話を進めてきたのは、空き家にしておくと起こるデメリットがあるからです。
そのデメリットを3つ紹介します。
以下のデメリットを事前に把握しておき、空き家についての扱いを考えるようにしましょう。

1つ目は、固定資産税を払う必要があることです。
固定資産税は、実家を所有する限り、使うかどうかに関わらず、払い続ける費用です。
また、火災保険にも加入している場合はその費用も払っていく必要があり、年間で考えた場合は費用が大きく膨らむでしょう。

2つ目は、維持管理費がかかることです。
たまに実家を使用するからといって、水道や電気を契約している状態だと、費用がさらにかかります。
使わない場合でも、基本料金がかかるため注意する必要しましょう。

3つ目は、防犯面や火災の心配があることです。
空き家だとわかると、不審者が侵入するケースがあります。
また、草木が生い茂り、火災を引き起こす原因になる場合もあります。

 

□まとめ

今回は、実家を売却する前に行うことと、片付けのポイントについて紹介しました。
実家の売却を行う経験が少ないため、売却前に行うことは丁寧に確認しながら行う必要があります。
また、片付けは多くの時間が必要であるため、計画的に進められるようにしましょう。
米子市にお住まいの方は、ぜひ参考にしてみてください。

監修者情報

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アーバンネットワーク株式会社
松本 幸治

代表挨拶